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体毛について

体毛は必要?

現代では、ワキやひざ、腕の毛は「ムダ毛」と認識されることが多く、自己処理で剃られたり抜かれたりや、またはクリニック・エステサロンで処理されていますが、そもそもこの「ムダ毛」は本当にムダに生えているものなのでしょうか?

眉毛やまつげなどは「ムダ毛」とはされず大事にされていますし、逆にワキ毛やすね毛は「ムダ毛」とされてせっせと引き抜かれています。同じ「体毛」にも関わらず生える場所が変わるだけで丁寧にケアされたり剃られたり、人間がサルから進化し文明を持ち、高度な文化を持つ間に体毛の持つ役割はだんだん変化していったのですね。

体毛にはもともと紫外線防止や皮膚の保護、保温、知覚機能など様々な役割があります。

ムダ毛の代表と思われている「ワキ毛」ですが、ワキには大事な血管が流れているため、その場所を守るためと言われていますし、体毛があることでそこに空気を溜めておけるので保温ができるとも言われています。また性ホルモンの分泌に関連しているという見方もあり、元々は動物としての人間に必要があったものと思います。

けれども文明の発達した現代社会では、動物として必要な体毛の必要性は非常に薄くなっています。常に衣類を着ている、また空調の発達で、皮膚の保湿の意味はあまりなくなりました。

今ではエチケットや清潔感を保つためなどの理由で、ワキや腕の毛を処理する人が大勢います。そして体毛が処理されても特に人体には影響がありません。過去には必要だった体毛も、長い時間の流れの中で不必要なものになりつつあります。将来はムダ毛も徐々に退化していくかもしれません。

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